ご挨拶

みやぎ保健企画セントラルキッチンは、北海道・東北では初めてのHACCP対応の院外調理施設として、2003年5月にオープンしました。宮城県内に４つの病院と8つの診療所を持つ医療機関のグループ法人です。所属していた4つの病院の栄養部門を、外部化した医療・福祉専門のセントラルキッチンです。グループ病院4ヶ所から始まった配食も、今では、公立や民間病院・クリニック・老健・特養・サ高住・デイサービス等々約60ヶ所に拡大し、宮城県内はもとより、北は青森から南は栃木まで配食しています。

私たち管理栄養士・調理師は、長年病院での治療食づくりに携わってきました。活躍の場を病院から地域へ広げ発展させていこうとの思いでセントラルキッチン化に挑戦しました。病院で培った豊富な経験とノウハウを活かし、福祉施設の入所者の方々入院中の患者様へ美味しいと喜んで召し上がっていただける適切な治療食を提供いたします。

セントラルキッチンをご利用いただく病院・施設様と力を合わせ、協働でより良い食の提供ができるよう努めてまいります。私たちは、ご縁を大切にした信頼関係を持ったお付き合いを大事にしています。ご利用いただける皆様のお役に立つことができれば幸甚です。

一般社団法人みやぎ保健企画
セントラルキッチン事業部
統括責任者　松本 まりこ

私たちの原点

私たちのコンセプトは、
①安全で美味しい食事の提供
②患者様・利用者様への満足度の高いサービスの提供
③効率的な運営
④地域住民の健康増進活動への貢献です。

グループ病院の経営改善を考えて検討したセンター化ですが、現状分析や見学・研修を重ねる中で、衛生管理の重要性を実感し、衛生管理の徹底なくして経営は守れないということを学び、クックチル等の新調理法を活用し安全第一の食事作りに努めています。７Sに基づいた業務改善に取り組み、職場づくりや経営改善に努めています。

また、セントラルキッチンをご利用いただく病院・施設様の給食部門における経営改善のお手伝いをいたします。

グループ病院の医師や管理栄養士、言語聴覚士等の専門職のスタッフとの連携を密に図ることができることも私たちの強みでもあります。特に嚥下食の開発ではそのことが大いに活かされています。

地域の方々向けの健康教室や調理実習などの講師活動、つばさ薬局での栄養相談なども行っています。